「所得税源泉徴収簿」というものについて、みていきたいと思います。
給料を支払う側(源泉徴収の義務者)は、毎月の給料に対する所得税の源泉徴収、年末調整などの事務作業を正確に、かつ、能率的に作業が進められるようにしなければなりません。
そこで申告された扶養親族などの状況、月々の給料金額、給料から徴収した税額などを、一人ずつ記録しておく帳簿が必要になります。
その際に使う帳簿として、国税庁で、「給与所得・退職所得に対する所得税源泉徴収簿」
という所得税源泉徴収簿が作成され、提供がされているのです。
ただし、この国税庁が提供している所得税源泉徴収簿は、法令で定められたものではなく、源泉徴収の事務作業の手助けになればと作成されたものなので、必ずしも、この所得税源泉徴収簿を使用しなければならないということではないです。
今現在、源泉徴収義務者の方々が使用している給与台帳などでも、毎月の源泉徴収の記録がわかるもので、年末調整にも使用できるものであれば、今使用している給与台帳を使って大丈夫です。
何かと面倒なこの源泉徴収の事務作業。少しでも便利なものを使って、時間の短縮を図りたいものです。
ちなみに、この所得税源泉徴収簿は、国税庁のホームページにあります。
平成18年分と平成19年分のものがご覧になれますので、参考までにご覧になってみるのもいいでしょう。

